当研究室で研究したい学生さんへ

当研究室は、北海道大学 電子科学研究所に所属していますが、教員・研究員だけでなく、学生と一緒に研究をして、学生の教育も行っています。当研究室で研究するためには次の選択肢があります。


[1] 北大工学部情報エレクトロニクス学科電気電子工学コースから

工学部情報エレクトロニクス学科 電気電子工学コースに分属され、3年生の後期になると研究室配属が行われます。私たちの研究室は「薄膜機能材料研究室」です。「科学技術英語演習」という講義の一環として、配属された研究室で、卒業研究を開始する前の基礎知識を養うためにゼミに参加したり、論文を読んだりします。4年生になると卒業研究が始まり、いよいよパルスレーザー堆積法により薄膜を作ったり、デバイスを作ったりすることができるようになります。

北海道大学工学部プロモーションビデオもご覧ください。(2:33 – 2:42, 3:35 – 3:39) YouTubeへのリンク


[2] 上記以外(北大以外の大学も含む)から

大学院(修士課程・博士課程)から研究室に入ってきて研究を行う人もいます。参加をご希望の場合は、まずはお気軽に教員までご連絡ください。
太田裕道 教授 (hiromichi.ohta[at]es.hokudai.ac.jp): 熱トランジスタ、熱スイッチ
片山 司 准教授 (katayama[at]es.hokudai.ac.jp): マルチフェロイクス、フレキシブル酸化物薄膜、強誘電体酸化物薄膜


Q. 学生はどの大学院に所属していますか?

当研究室の学生は、北海道大学大学院情報科学研究科 (IST) に所属しています。(https://www.ist.hokudai.ac.jp/divisions/infoele/)

北海道大学大学院 情報科学研究院 情報エレクトロニクスコースの「薄膜機能材料研究分野」が私たちの研究室です。大学院入試に関する詳細は情報科学研究科のウエブページを参照ください。入試ページへ(https://www.ist.hokudai.ac.jp/examinfo/


Q. 卒業生は?

当研究室を卒業した学生の情報を見ることができます。(https://functfilm.es.hokudai.ac.jp/english/member/)


Q. 研究室見学は可能ですか?

当研究室では、いつでも直接の研究室見学を受け付けています。教員にメールでお問い合わせください。オンラインでの研究室見学も可能です。(https://www.youtube.com/watch?v=JwaHvVO_jhk)


Q. 入学試験に関する情報はどこにありますか?

入学試験は年に2回(2月、8月)行われます。入学試験の申し込み方法はISTのウェブサイトで確認できます。(https://www.ist.hokudai.ac.jp/visitor/student/)


Q. 大学院に入学する前に研究生になることはできますか?

北海道大学電子科学研究所(RIES)の研究生になることができます。詳細については、次のWebページを参照してください。(https://www.es.hokudai.ac.jp/education/kenkyusei/)


Q. どんな技術が習得できますか?

当研究室では下記の技術が習得できます。難しく思えるかもしれませんが、学生さん皆難なくこなしています。

・パルスレーザー堆積法によるエピタキシャル薄膜 / 人工超格子の作製
・高分解能エックス線回折装置による薄膜の構造解析
・原子間力顕微鏡による薄膜表面構造の分析
・トランジスタやダイオードなどのデバイス作製
・Hall 効果・Seebeck 効果・光吸収などの光・電子物性計測
・データ解析・装置制御技術


Q. 卒業研究の後は?

卒業研究の後は大学院に進学して、研究を続ける人がほとんどです。大学院で2年間(修士課程まで)、または5年間(博士課程まで)の研究活動を行った後、民間大手企業や大学の研究職に就いて活躍しています。